初級〜中級レベルの方対象に、私の学習方法をお伝えします。日常生活の中で隙間時間にもできる英語学習方法や、ちょっと気合を入れて取り組むときの方法など幅広く単語学習、リーディング、リスニングと分けてご紹介いたします。
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英語が苦手人も大丈夫!日常生活の中で隙間時間にもできる英語学習方法
単語を覚える事にとても苦労しました。
中学校から単語帳で勉強をしてますが、毎回思う事がありました。それは、『「単語」と言うのを覚えて何になるの?look,see,watchって全部一緒にしか見えない!』という事です。
言葉のつながりがない単語をいくら覚えたとしても、頭から抜け落ちてしまいました。受験のために覚える英単語、単語テストのために覚える英単語と長年授業で覚える単語学習の時間は私は苦痛で仕方がありませんでした。大学生になって、英語は多少に話せるようになりましたがやはり単語だけを覚えることに嫌悪感があり、話す英単語の微妙なニュアンスまでわからないまま話していました。
イタリア人の友達に、後輩があなたのことが大好きって言ってたよと英語で「she loves you」と言うと、「love」は違うと思うよと言われたり…日常のどこでどの単語が適切なのか今でもわからないことが多いです。
私が勉強していた中で、おすすめの勉強法を単語学習に重きを置いてご紹介します。TOEICや日常会話など、幅広く使える方法です。見た事がない単語を覚えるには、2つ方法があります。
1つ目は、ひたすら画像検索です。わからない単語を視覚的に覚える為に、画像と単語を結びつける事で私は覚えている期間がいつもより少しだけ伸びたと思います。さらに、日常会話で同じ風景が出てきた時に思い出しやすいです。
2つ目は、類義語(Synonyms)で簡単な英語の意味で理解する事です。例えば、pedestrianは歩行者という意味ですが、類義語はwalkerと出てきます。英語→日本語で覚えるより、覚えたい単語を簡単な英語で置き換えると結びつけやすいと私は思います。
スラッシュリーディングを活用しましょう
リーディングのパートの勉強法は、スラッシュリーディングです。よく聞く勉強法のひとつですが、前置詞の前や、句の固まりで区切るとそのまとまりで意味を推測し、全部の文章がなんとなくわかるので、私はおすすめです。
あと、But,Otherwise,However,In other wordsなど、文頭にくるものには丸でチェックを入れたりしていました。ButやHoweverには三角印をつけたり、in additionやmoreoverには丸印をつけたり、と接続詞や副詞句にチェックをつけて長文読解を解いていました。
意味が似ているものには同じマークをつけていくことで、私は話の流れを掴みやすくなったのでおすすめします。
言葉のつながりを意識
リスニングに関しては2点あります。1つ目は、語尾の子音と次の語のが母音であれば2つをまるで囲んで同じ音にするとチェックをつけて、自分で読むことです。例えば、take a picture というのがあれば、カタカナ読みは「テイク ア ピクチャー」になりますが、子音と母音を繋げると「テイカ ピクチャー」となったり、英語話者の方が滑らかに話しているのに近づく為の練習をしていました。
また、get toであれば、「ゲット トゥ」となりますが、同じ子音が続いているときは「ゲットゥ」と省略して読むなど気をつけて読みます。
また、音声テキストが有れば読んでいるところで音がつながっているところを同じようにチェックをつけて、その後一緒に音声と交互に聞いたり、シャドーイングしたりと耳だけの学習でなく五感でリスニング力を上げていました。
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この本はTOEICに特化している本です。おすすめのところは、2つあります。
1つ目は、試験当日までの流れが全て書かれていることです。初めて試験を受ける人でも安心して受験できるよう、基本のキから教えてくれます。
2つ目は、全パートを少しづつちょうど良いバランスでカバーされている点です。問題数が多いと、やる気が下がってしまいますが、ここでは、よく出題される問題パターンを押さえられるようになっています。
量より質な問題が出されています。進め方としては、1日各パートをして丸つけ、テクニックを読んで復習しもう一度解き直す。
リスニングの進め方は、リスニングパートでお勧めした通り、チェックを入れて何度も何度も練習し覚えられるほどまで繰り返し体に馴染むまで読むことで次回問題を解く時に耳に音がスッと入りやすくなります。
便利性を活用したメリット
勉強法のメリットとしては、単語学習では気になったらすぐスマホで調べられる「便利性」です。すぐに調べるという行動を継続することで、調べる回数が増えるので英単語の蓄積にもつながります。
デメリットとしては、単語帳にはその単語で使われる慣用句や対義語が掲載されていますが、あくまで知りたい単語のみを検索するので、関係する単語を覚える機会を逃してしまうことです。
次に、参考書のメリットとしては、問題量がちょうど良いことやTOEICの土台固めが出来ることです。問題量、難易度もそこそこあるので、初めて受ける人、久しぶりに受ける人には最適だと思います。
参考書のデメリットとしては、中級レベル〜上級レベルの方は量をこなしたいと思うので、この本を使うと問題数の少なさに物足りなさを感じてしまうと思います。
おわりに
携帯を触るその時間があったら、一度目に止まったものに対して、「英語でなんて言うんだろう?」と疑問に感じで調べてみて欲しいです。ちりも積もれば山ということわざがあるように、毎日少しづつ英語に触れる機会を自分で増やしていくことで英語の力は上ります。
今日目に止まったもの5つ英語で調べてみようとか、英語のウォームアップから始め、その後本格的に参考書を使って勉強するなど、いかに普段の生活に拒絶感なく英語を取り入れるかが鍵です。
