文法・語法

【過去形・現在完了形】違い・使い分けわかりやすく超初心者向けに解説

過去形と現在完了形って何がどう違うのか?勉強している中で混乱していませんか?今回改めて、超初心者向けに過去形と現在完了形の違いと使い分けをはっきりと区別できるよに学習しましょう。

過去形と現在完了形の違い・使い分けまとめて徹底解説

Aymanejed / Pixabay

私は、この用法の違いを覚えるのに苦労したことがあります。この用法を知ったきっかけは、中学3年生のときで、どちらも「〜だった」と過去的な表現を表すので、当初はよく分かりませんでした。また、高校に入ると、完了形の中にも、現在完了、過去完了、未来完了と言った用法があることを知り、曖昧にそのような用法があるのかと記憶していました。過去形でも「could」と「was able to」のニュアンスがかなり違うことを学習した時には本当にびっくりしたのを覚えています。

過去形と現在完了形

「現在完了形」は、「経験」、「完了」、「継続」などの意味で分けることができます。「過去完了形」、「未来完了形」も、その3種類があります。 「過去形」は、主節の時制が過去だった時に、名詞節の時制を過去にしなければいけない「時制の一致」という考え方があります。

また、現在形の助動詞「can」「will」などを過去形の助動詞「could」「would」にすることで、より丁寧な依頼をすることが出来ます。また、過去形が存在する助動詞「could, would, should, might」などは、仮定法の主節で使われ、実現することを期待するときに使われることが多いです。

過去形と現在完了形の違い

klimkin / Pixabay

過去形と現在完了形の違いは、前者は、過去に起こった一点をを表す状況を表すときに用い、後者は、過去に起こったことが現在にも影響を与える事象があるときに使われます。具体的には、過去形は、「when〜」や時、季節などの「いつ」を表す「節」や「句」で表現したい時に使われ、現在完了形は、特に時を指定しなくて、ただ物事が終了した場合に使われます。

過去形:John was taking a shower when I called to him.[私がジョンに電話した時、彼はシャワー浴びていました。]

現在完了形:I have lost my pen.[私かペンを失くしました。(過去のある時点から現在まで失くした状態のままである。)]

過去形に関しては、「丁寧な依頼」、「推量」、「仮定法」を表す時は、「could」を用いますが、可能の過去を表す場合は、主に「was able to」が使われます。否定では、「was not able to」を使うことはごく稀で、「was unable to」がよく使われます。

注意点

日本語で「〜し続けている」を表すときは、「完了形」と「進行形」を合体させた「現在完了進行形」を使うことが多いです。つまり、現在継続していてそれが進行中であることを表しています。「現在までしてきて、継続中であること」を表す時に使われる概念です。

また、過去形、未来形にもこのような概念があり、過去の一点から、あるいは、未来の一点からずっとその時まで継続中である状況を強調したい時に使われることが多いです。「現在完了進行形」は、そのまま日本語で「〜し続けていた」、「未来完了進行形」は「〜し続けているでしょう」「〜し続けていることになる」ということで、対応可能になります。

まとめ

日本語には、完了形という概念がないので英語を学習していると混乱する人もいると思います。「過去形」と「完了形」を図に書いたりしてイメージすることも大切です。また、中学校くらいで学ぶ英文法と高校で学ぶ英文法はイコールではないことも同時に覚えておくことも大切です。「過去形」には、「仮定法」、「丁寧」の概念があり、「完了形」には、「現在」、「過去」、「未来」の概念があり、根本的に「英米人」と「日本人」の時間の捉え方が違うことも同時に知っておくと便利です。

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