英語をマスターしたいと思うのであれば「シャドーイング」をするのが最も効果的である!!そんな話を聞いたことがあるので、今回はシャドーイングにちょっと注目し、実際にシャドーイング学習をした人の体験談からどれくらい英語ができるようになったのか?インタビュー記事を紹介します。
また、シャドーイング学習のメリットやデメリットも記事内で紹介しているので、あなたの英語学習法にぴったり合いそうであればぜひ取り入れてはどうでしょうか?
Contents
【英語にシャドーイング】は効果的?体験レビュー紹介
わたしは幼稚園の頃から高校卒業まで近所の英会話教室に通っていました。物心つく前だったので、きっかけは自分で通い始めたわけではなく、母がこれからの世の中で英語は役立つと思って通わせたそうです。
週に一度、一時間ほどの教室でしたので、楽しく英語と触れ合えていました。
中学校に上がり学校の授業に英語が加わると、英会話教室に通っているので、周りの子には英語が得意だと思われていました。
しかし、わたしはこの時点で英語の発音などはある程度できても、文法などは全くわかっていませんでした。そこで初めて、英語に触れ合うだけでなく、英語をマスターしようと意識し始めました。
シャドーイングとは?
わたしが英語を習得しようと意識し始めたのと同じタイミングで、英会話教室の授業内容も変わってきました。
最もわたしが役立ったと感じた勉強方法は、「シャドーイング」です。シャドーイングとは、流れてくる英語の音声を聞いたそばから即座に声に出して真似する英語学習方法です。
流れてくる英語を聞くインプットと、聞こえたまま実際自分の口から声に出すアウトプットを同時に行うことでリスニング、スピーキング、集中力などあらゆるトレーニングになります。
慣れないうちは全く聞き取れないし、音声に追いつけませんが、焦らず続けると段々聞き取れる時間も真似できる時間も長くなっていきます。
シャドーイングを実践後
学校の授業で使う参考書などを使用し学習していたころは、勉強という側面が強く、楽しく触れ合えていたはずの英語にいつのまにか苦手意識を抱いていました。
しかし、シャドーイングを取り入れてからは英語が楽しかった頃の気持ちをどんどん取り戻していきました。本に書いてある英語を紙に書いて勉強するより、下手でも「英語を話している」という事実が学ぶことのモチベーションを上げてくれる利点もあります。
頭の中で英語を理解しているよりも、自分の話す英語を自分の耳で聞いた方が上達具合も把握できます。
メリットとデメリット
シャドーイングのメリットは、やはり生きた英語をマスター出来ることです。英語に限らずどの言語もそうですが、言葉は声に出して使うことで初めて成立するものです。いくら習得しても英会話は会話しなければ意味がありません。
シャドーイングで日頃から耳で英語に慣れ、自分が使う英語に慣れることで、会話することへの恥ずかしさなども克服できます。
デメリットは、聞き流すための英語や機器を用意しなければいけないことです。あとは、図書館など静かにしなければいけない場所での学習には向きません。
まとめ
どんな勉強方法でも、やり始めてすぐに結果が出るなんてことはありえません。わたしのオススメする「シャドーイング」に限らず、言語学習は続けることが大切です。
特にシャドーイングはやり始めはなかなか難しく、苦手意識を持つ人もいるかもしれませんが、焦らなくてもいいんです。一日一日少しずつ出来ることや、わかることが増えると、その小さな達成感の積み重ねにより英語に対する距離も縮まります。
英会話をマスターしたい人はもちろん英語で誰かと会話したい人だと思います。シャドーイングを取り入れることは、「英会話をマスターした自分」を意識しながら学習できるので楽しく続けられるはずです。