中級者以上で、ある程度は英語で言われたことを聞き取れるレベル。初心者の方にはお薦めできません。ですが海外ドラマが好き・興味があるという方は挑戦して見てください。
中級者の方に関しても、コンテンツ選びが重要です。スペシフィック・アカデミックな単語が出てくるな単語が出てくるものはあまりお薦めできません。
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海外ドラマが好き・興味があるという方に挑戦してほしい勉強法
オーストラリアへの留学経験があり、パートタイムで働いていました。幸運なことに職場の同僚はオーストラリア人だけでなく、多国籍で基本的には英語でコミュニケーションを取らなければならない環境にいて、非常に良い経験ができました。
渡豪する前から英語に関する準備をしていたつもりでしたが、自分が思っていた以上に不十分だったということを働き始めてから思い知らされました。
オーストラリア人のアクセントは確かに訛りがありますが、問題はそれだけではなく、シンプルに自分自身のスキルが不十分だということに改めて気付かされました。そしてオーストラリアにいたとき、オンライン英会話を始めました。
今思うとなぜオンライン英会話を渡豪する前から始めなかったのか、非常に後悔しています。
3つのおすすめ勉強法
①Netflix・Youtubeで自分の気に入ったドラマやコンテンツを見つけ、英語のサブタイトルで見て、わからなかった単語を書き留めておき、見終わった後に調べる
②英語字幕付きでシャドーイング
③字幕なしでシャドーイング
こちらの勉強法は中級者以上向けかと思います。初心者の方は、同じ映画・ドラマを何度も見ることに抵抗がなければ、最初に日本語字幕で見ることも良いと思います。
英語字幕でもある程度理解できるレベルであれば、英語のサブタイトルで見ることにそれほどストレスを感じないかと思いますので、良い方法です。続かなければ意味がないので、自分の好きなものを見るのが良いです。
皆さんやられている勉強法だとは思いますが、中級者以上であれば実績のある方法かと思います。
リーディングの2つのコツ
①同じ教材・コンテンツを何度も聞く
②聞いたことのないものを聞く
この2つが重要です。結局わからない単語があると、喋るスピードに関わらず相手の言っていることを理解できません。同じコンテンツを何度も聞いてわからなかった単語を再確認、また単語と単語の繋がって聞こえるところなどを理解することが非常に重要です。
文脈で予測することは非常に重要ですが、ネイティブ同士の日常会話のスピードでは、正直に言って予測する時間を与えてくれるほどゆっくりではありません。
聞いたことのないコンテンツを定期的に聞くことも重要です。こちらに関しては、よほど気になった言い回し・単語などあった場合を除いて、聞き流しで良いと思います。
これをやることで何度も見ていた映画で出てきたフレーズが、毎朝聞いているPodcastから流れてくることもあります。
この瞬間にそのフレーズが自分のものになります。
5W 1Hを聴き逃さないことが重要
何かを質問された時は、最初に出てくる5W 1Hを聴き逃さないことが重要です。疑問文の場合1番最初にくる単語なので、聞き逃しやすいです。
試験、特にTOEICに関しては、ここさえ聞き逃さなければ回答できる設問も多々あります。集中してここだけは聞き取るようにしましょう。
オンライン英会話などで、質問されたときにわからない単語が出てきたとき、その質問の前に会話していた内容である程度は予測できます。その際に支離滅裂な回答にならないよう、その質問の意味はこういうことですか?と再度自分の使える単語に置き換えて聞いてみましょう。
日常会話にオンライン英会話においては、わからないことはそのままにしないで聞きましょう。聞き取れなければ会話はできません。
リスニングに関しては数をこなす以外、上達する方法はないと思います。試験においては、上記のようなテクニック、または試験問題に慣れることが非常に重要です。
1億人の英文法
例文が非常にわかりやすく、そのまま日常会話でも使えそうなものがたくさんあります。実際に使うことが覚えることの1番の近道なので、この参考書で学んだことをそのままオンラインレッスンなどで使ってみて、そこから少しずつアレンジして使っていくことも可能です。
また前置詞の説明が非常にわかりやすいです。イメージで説明してくれます。
前置詞を含んでいる熟語もかなり載っていますが、どれも非常に有用です。文法の参考書ではありますが、昔ながらの参考書という感じではなく、読みやすいです。文法を一から学びたい初心者から、さらに理解を深めたい上級者までおすすめです。
私の場合は文法でわからないことがあったときに、辞書がわりに使っています。時間がある時は復習も兼ねて、自分の苦手パートを読むようにしています。
メリット
総じてわかりやすいです。上記でも記した通り初心者から上級者までおすすめできる参考書で、図やイメージでの解説もありますので、文法に苦手意識を持っている方もとっつきやすいかと思います。私が高校生当時使っていた英語の教科書よりも良いです。著名な方もお勧めしており、一冊持っておいて損のない参考書です。
デメリット
あまり形式的な参考書ではないので若者向けかと思います。
またどちらかといえば広く浅く網羅している文法書かと思います。特定のパート、例えば関係代名詞だけをもっと掘り下げたいということであれば、そちらに特化した参考書を選ぶことをお勧めします。
文法の参考書に関しても、それぞれ合うもの合わないものがあるかと思います。
おわりに
まず理解しなければならないことは、最初はなんでも辛いもので、成果が出るまでにはしばらく時間がかか流ということです。ですが私の勉強してきた方法で多くの人が英語上級者になってきました。
英語の勉強法は1つだけではないので自分自身で探すことも良いかと思います。私も当初はTED Talksを知人からお薦めされましたが、興味のあるトピックがあまりなく、全く続けられませんでした。
やって行くうちに英語への理解も深まりますが、勉強法ほうに関しましても、こうしたら良いのではないか、というアイデアも出てきます。まずはやってみましょう。