大学受験を目指す高校生向け。大学入試の共通テストの英語で、現在は半分もとれないレベルだけど、8割以上を目指している学生向けです。
英語は1年生でも満点狙える科目なので、学年は特に問いません。短期間で共通テスト8割超えれる勉強法を、意外なコツと共にご紹介します。
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短期間で共通テスト8割超える具体的な勉強法
私は高校の時、英語がとても苦手で、センター模試では最高点120点を一度だけとって、あとは2桁ばかりで半分もとれないレベルでした。
しかし、センター直前1ヶ月の冬休みになってから、70点以上をあげて、本番では過去最高点の8割、リスニングでは満点を獲得することができました。
そのまま、第一志望である公立大学、神戸市外国語大学(偏差値55〜62.5)のボーダーラインにのることができ、前期後期で願書を提出しました。
学校の先生には、阪大の外国語学部と同じレベルだし、絶対に無理だから辞めておけと言われたのを、来年受けるからいい!と押し切り、残り1ヶ月間二次試験の英語を猛勉強しました。
結果、なんと前期合格することができ、奇跡的に神戸市外国語大学生になることができました。
具体的な勉強法
共通テスト対策
共通テストに変わり、対策事項が少し変わります。まず、単語/熟語/文法/構文といった基本知識をまずは完璧にします。それぞれに特化したテキストを1冊ずつ購入して、間違えた回数を正の字で印をつけて、何周もやります。
次に、文章の対策にはいりますが、模試のような問題集を購入して、まずは日本語約を読ます。ここがコツです。言語ですから、日本語で解けない問題は英語では解けません。
日本語で全部解いてみて、解けるという感覚、こうやったとくんだという感覚を体に覚えさせます。このとき、タイマーで時間を測るといいでしょう。また、日本語でも読むのがしんどいトピックについては、そのトピックについて日本語で調べて、慣れておくようにしましょう。
最後に、時間配分など作戦を立てたら、過去問で実践をします。共通テスト特有のくせがあるので、それを掴む感覚で、過去問をひたすら解いていき、間違えた問題も二度と間違えないレベルまで復習します。
これで、英語が苦手な人でも共通テストは解けるようになります!
日本語で解いてみよう
日本語で解いてみることです。日本語で解けるのであれば、自分の英語力が足りないとわかりますが、なかには、そもそも日本語でも全然わからない問題もあるでしょう。
そのような問題は、別のアプローチの対策が必要になります。英語力の問題であれば、それが単語なのか、文法なのか、構文なのか、分析して対策します。
それが日本語レベルの問題であれば、トピックの背景知識不足が大きい原因でしょう。ネットでもいいので、その関連のトピックについていくつか記事を読んでみましょう。
この方法は、そのテスト特有の解き方を身体に覚えさせるという効果もありますし、解けるという感覚を覚えさせて自身をつける効果もあります。共通テストは戦略が大切ですから、戦略も立てやすくなります。
なにも、初めから英語で解けるようにする必要はないのです。
リスニング対策
リスニングも、基本的な勉強の流れは、リーディングと同じです。それに追加して、いかに聞く量を増やせるかと、いかにしゃべる量を増やせるのかということがポイントになってきます。
まずは聞く量を増やしましょう。まだテストまで時間があるのであれば、映画を字幕でたくさん見ることがおすすめです。このとき、英語を聞こうとしなくても大丈夫です。普通に映画を楽しみます。
とくにおすすめなのは、ジブリ映画です。内容はすでに理解していることが多いと思いますから、それを英語にして聞いてみると、面白い発見がたくさんあります。
あまり時間がなければ、洋楽がおすすめです。コツは、自分でも歌えるようにがんばってみることです。私は、受験直前の1ヶ月間はお風呂では絶対にBGMはテイラースウィフトにすると決めていました。
おすすめ教材4つ
ターゲット1900のアプリ(単語)、NextStage(熟語・文法)、問題精講(構文)、河合の共通テスト対策、過去問 をおすすめ教材として紹介
①ターゲット1900のアプリ(単語)
まずはこのアプリを使って、単語をひたすら覚えます。
アプリでは、共通テストで最も重要な「英語を見て日本語が瞬時に思い浮かぶチカラ」が簡単に養えます。
②NextStage(熟語・文法)
熟語と文法を、必要最低限で網羅することができます。過不足なく全てのポイントを抑えているとてもいいテキストです。
とくに、全ての問題が実際の過去問から集められているので、モチベアップにもなります。また、辞書的に使うこともできるようになっています。
③問題精講(構文)
構文のチカラはこれで養えます。
ただ、日本語でも難しい内容もあったりするので、難しすぎた場合は、基本構文80など少しレベルを下げたほうがいいかもしれません。
④河合の共通テスト対策、過去問
このテキストは、本物の共通テストに限りなく近く作られているので、実践演習に最適です。これを用いて、日本語で解いてみる〜過去問実践をやってみましょう。
デメリット
この勉強法は自己分析がとても大切になってきます。本当に自分がわかっていないポイントはここなのか、どこで躓いているのか、自分に足りないチカラはなんなのか、ということを客観的にみる必要があります。
時間に余裕があれば、ある程度自己分析が間違っていたとしても、量でカバーできます。極端な話、全部できるまでやったらいいのです。しかし、時間がないという状況であれば、焦りも加わって効率も落ちるし適正な客観的判断ができないかもしれません。
そのときは、学校や塾の先生に相談したり、勉強法の本を読んだりして、客観的に自分の英語力をみて、戦略を立てれるように工夫をしてみましょう。やはり、受験勉強において、1番のデメリットはメンタルです。
誰か1人でもいいから、相談できる人を見つけておくと強いと思います。
まとめ
本当にあがります!!特に、日本語で解いてみるという過程をやった人は全然違います。本当に、ネイティブの日本語で解いているかのように、英語で解けるようになります。
もちろん、基本的な知識は地道な努力を通して身につけなければなりませんが、良いテキストを用いて、正の字方法を活用することで、必要最小限、過不足なく網羅することができます。
いろいろ買わなくていいのでお金も最低限で大丈夫です。これだけやれば受かるんだ、という自身にも繋がります!