英語初心者でも出来る発音記号の勉強法。発音記号を学び、聴覚と味覚(口や舌の動き)を活用して、非常に効率の良い英語学習を実現します。
初心者から英検1級レベルまで幅広くの人に対して有効な学習法で、いつからでも始めることが出来ます。
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英語耳とは?発音記号を勉強したい人向けの学習方法
英語を勉強してても、難しい文法用語が多く全く理解できないまま、丸暗記をしてしまうことが多かったです。学校教育で長い時間をかけて英語の授業を受けていたのにも関わらず、英会話が全く出来ませんでした。
伝えたい内容を頭の中で日本語で考えて、それを英語に変換する作業をしていたため、英会話が全くスムーズに出来ませんでした。難しい英単語なら分かりましたが、簡単な日常英会話で困ってしまいました。
ネイティヴと英会話する際に、Bat(コウモリ)と伝えたいのに上手く伝わらず、ネイティヴにはBut(しかし)と勘違いされてしまいました。そのようなこともあり、英語に対する恐怖感や苦手なイメージが定着してしまい、英語を勉強することが嫌になりました。
発音記号の勉強をしましょう
まず、英語の発音記号の勉強がお勧めです。学校教育の中で発音記号について習う機会はほとんどありません。
しかし、現在は発音記号について学べる書籍や動画などがたくさんあります。記憶の定着には五感を多く活用することが非常に有効であることが、多数の研究により明らかになっています。英語の勉強をする前に、まず発音記号の勉強をし、聴覚と味覚(口や舌の動き)を刺激し、正しく発音をすることから始めると、通常の学習するより3倍以上も効率よく勉強することが可能になります。
いきなり、難しい英文法などから入るのではなく、まずは簡単なフレーズを正しく発音できるようにして、そのフレーズを日常会話でも使える状態にします。その後で、そのフレーズを文法の側面から分析することで、従来の3倍のスピードで英語を体得できるようになります。
リーディングの参考書の選び方
リーディングの参考書を選ぶ時は、英語の読み上げのCDが付属しているものを購入してください。最近は本に記載されたURLを入力するとMP3形式で読み上げ音声を無料でダウンロードできる参考書もたくさんあります。まず、和訳部分を最初に読みましょう。なぜならば、日本語で理解できないことを英語で理解するのは無理だからです。もしも和訳部分を読んでも理解できないならば、本のレベルが高すぎます。まずは、和訳部分をストレスなく読める参考書を選びましょう。
最新の研究によれば、英語の理解力を上げれば、日本語の理解力も上がることが分かっています。よって無理して難しい参考書を選ぶ必要はありません。自分のレベルに合った参考書を選びましょう。 まずは、発音記号を勉強し、「意味は分からなくても、発音は分かる英単語」を増やしていきましょう。
そうしていくことで、少しずつステップアップしていきます。また、速度調整の出来るMP3ソフトを利用することも大変有効です。英語音声のスピードに慣れるまでは0.7倍ぐらいに設定して、慣れてきたら1.3倍ぐらいに設定しましょう。
慣れていくに従って、どんどん、英語音声を聞き取れるようになります。正しい発音が身に付けば、今まで意識してなかった英語の息の強さや口腔共鳴などに気付けるようになります。「聞き取れる英単語」とは「自分が正しく発音できる英単語」です。まずは、取り組みやすいbとv、sとthの発音の違いから始めましょう。
英語耳
英語の発音のイラストと分かりやすい説明が載っています。また、筆者が正しい英語発音を身に付けるために行った努力や工夫などが記載されており、日本の英語教育の問題点や改善点などが述べられています。
「英語耳」は、取り扱っている書店が多く、非常に入手しやすく、まずは立ち読みで中身を確認してみて下さい。一度に全ての発音記号を学ぼうとすると過負荷となるため、1日あたり3~5種類を勉強し、何度も繰り返しましょう。
英語発音はある意味で「筋トレ」と呼ぶことが出来ます。英語の発音は日本語の3倍以上の息を出すため、腹式呼吸をして腹筋を使って声を出します。慣れるまでは大変ですが、お腹から声を出すトレーニングをすれば、正しい英語発音が身に付きます。
自分の話す英語に自信が持てるように
メリットは、正しい英語発音が身に付くことにより、自分が話す英語に自信が持てるようになります。
また、英語を非常に効率よく身に付けることが出来ます。リスニング能力だけではなく、スピーキング能力も上がります。本当に伝わる英語力を身に付けることによってネイティヴと英語でコミュニケーションが取れるようになり、楽しんで英語学習に取り組めるようになります。日本で重視される語彙力ですが、発音記号を身に付けることによって、知らない英単語でも発音を聞くだけで、スペルの推測能力が非常に向上します。それにより、英単語力も上げることが出来ます。
デメリットは、学校教育で発音記号は重視されていないため、自分で学習するか、専門学校で学習する必要がある点です。
まとめ
友人が今までやってきた英語の勉強法について聞いてみましょう。すると、大抵の場合は、学校教育で受けた難しい英文法や英単語の授業を連想します。英語の発音記号の勉強をしてきた人は、英語上級者以外にはいないはずです。今までとは違った五感を刺激し、正しい英語発音が身に付くことを強調してください。
また、日本において一般に英語力を表すTOEIC(L/R)の点数アップとしてTOEIC(L/R)は配点の半分がリスニングであるため、スコアが伸びやすいのが特徴です。ぜひ参考にしてください。