難関大学受験に向けて、1年間の浪人生活で築き上げた英語のスキルが目に見えてアップする方法を今回はご紹介させていただきます。
私は現役時代、人並みの受験勉強で見事に志望大学に落ちるというけいけんをしました。そこでどうしてもあきらめきれない私は親に頼み込み、一年間浪人生活を送る選択を選んだのです。
Contents
英語の偏差値を伸ばす効率的な勉強法・宅浪経験を振り返る
私の家は裕福な家庭ではなく、ごく一般的なかていでした。高校は私立、高校2年生から大手の塾へ。当然のことながらもう1年塾に行くと、費用は莫大…。そこで私はいわゆる「宅浪」を選択したのです。
現役時代の英語の偏差値は54前後、「そこそこの数字だから、もう1年あれば余裕で60は超えるだろう」という間違った考えを持っていたのです。
ところが想像以上に目に見えた英語のスキルアップが見えないことに気づき始めたのです。
実は偏差値55前後から向上させる」のがとても大変だったのです。
「偏差値を上げるにはどうしたらいいのか…」
「今まで通りの勉強方法では志望大学には行けない!」
自宅浪人ということもあり、自分で考え、模索していくしかなかったのです。
単純かもしれませんが、知らない単語を調べるだけ
評判のいい参考書を購入してみたり、もう一度基礎からやり直してみたり。
もちろんそんな模索でも、本当に自分にとって良いと思える参考書と出会うこともありました。
そんな中、一番効果か高かったこと。 合格へ導く鍵となったこと。それは意外にもとても簡単なことでした。
それは…「英語長文において知らない単語のピックアップをする!」
この文をみて、がっかりされた方も多いかもしれませんが、実はこの習慣が恐ろしいほどスキルアップにつながったのです。
具体的には、長文を読むスピード。理解力。そして個人的には、なによりどれだけ長い長文がきてもひるまなくなったのです。
浪人生活で現役時代にまったくしてこなかったこの習慣を改めて重要だと分かったのです。
単語の量で差がつく
難関大学の過去問を一つ一つやっていくたびに、この単語は大学レベルだから覚えなくていい、という認識が正しいのか疑問に思ったのです。塾の講師に言われた、「この単語は受験にあまり必要ないよ」
しかしその通りに勉強していくと、長く、また難題な長文が出ると怖気ずいてしまうという受験生も少なくないはず。
そこで私は、固有名詞 名詞 動詞 形容詞 助動詞 副詞 等々 細かく分けて、とにかく知らない単語すべてをピックアップしていきました。
大学の入試では専門用語も多く出題されます。結局のところ、多くの人が毛嫌いするような専門用語を一つでも多く覚えることで他者と大きく差をつけることできるのです。単語の量が差のつけ所なのです。
リスニングこそyoutubeに目を向ける
英語のスキルには欠かせないリスニング。日本の学生は特に英語の授業で苦手とする人も多いみたいです。もちろん個別の英会話などに行けば、おそらく上がるはずです。
しかし、宅浪の時代にはどうしたらお金をかけずにリスニング力を上げれるのか、そればかり私は考えていました。
そこで私はこの時代だからこそ利用できるもの。youtube に目を向けたのです。
いろんなサイトで英語のスキルアップにはyoutubeを使おうとよく聞きなじみのあるフレーズだと思いますが、最初は本当に上がるの?と疑いの目を向けていました。
そんななか実際に海外の人が投稿している動画を探り始めたところ、みるみる話す単語が耳に入ってくるようになったのです。またそこではリスニングだけでなく、なんとスピーキングも学べてしまうのです。
steve kaufmannという方のyoutubeを使った勉強法
私が特におススメのyoutubeはsteve kaufmannという方のyoutubeです。
私がおススメしたこの方はいくつもの言語を習得されている方で、動画内容もLaungage Learningと言語をどのように学ぶか。
また彼がどのようなモチベーションで言語を学ぼうと思うのか。などに関してたくさん投稿されており、英語だけでなくドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語などにもそれぞれ勉強するのに共通することを学べるので、とても興味を持てると思います。
主に私のyoutubeの活用法はではまず、字幕なしで動画を見て、聞きます。
その後、字幕ありでもう一度再生します。
そして次に、その字幕を同じスピードで口に出して読みます。
そして仕上げに、字幕なしで口に出して読み上げます。
これを繰り返すだけで本当に耳に単語が入ってくるのです。
自分に合ったレベルの動画を見つけることの大切さ
youtubeを活用するにおいて注意しなければならないのは、自分に合ったレベルの動画を見つけるの必ず大切です。
いきなり少し難易度が高いものを選んでしまうと、毎日やるということがしんどくなってきます。私も同じような経験を何度も繰り返しました。
そのため、自分のリスニングレベルを最初に把握しておかなければならなく、またそのレベルにあった動画を探すのには少々時間をかける必要があると思います。
しかしそれ以上に得るものは大きく、しかも誰でも無料で、どこでも見れてしまうのです。
私は寝る前の数分間、あとは移動時間に聞くだけでもとても力になっています。今日はやる気がある。と思ったら何本も見たり、など本当に自由に勉強できてしまいます。
合格を勝ち取ることができた
宅浪生活で勉強方法を模索していくなかで、試さず、行動に移さないことが一番よくないと感じました。
そしてなにより上記で紹介したReadingもListeningの勉強法はどちらも日々、毎日の積み重ねが要となります。
実際に私はこの方法で1年間、続けた結果、偏差値は65と格段に上がり、見事志望した大学へと合格を勝ち取りました。
これらの勉強法で得たものは決して受験のためだけではなく、今の大学生としての英語スキルにも十分活用でき、また言語を学ぶことが楽しいとも思わせてくれます。”