中学1,2年くらいの英単語はわかる人向けの対象です。ちゃんとした机に向かって行う勉強ではなく、自然と英会話を身にみつける方法を紹介します。勉強が苦手な人もこの方法で英語が好きになったって体験談を耳にしたので今回ぜひ紹介しようと思います。楽しく、そして面白く学習できるそんな〇〇学習法です。
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【英会話】自然と身につける楽しい学習法とは?
海外の映画やドラマを英語音声で、英語字幕で視聴して英語を自然に身につけていきます。まず最初はディズニー映画などの子供でもわかりやすい内容のものや、自分が以前見たことがあるものを選んだ方が良いです。
英会話を聞いて・見て・覚える学習法
海外映画やドラマを英語音声、英語字幕で視聴することで自然に英語を身につけて、文法を理論的に覚えるのではなく、聞いて見て覚える勉強法です。英語の教科書や参考書をただ読んで覚えるだけでは全く上達はしません。
子供たちは教科書を読んで自分の国の言語を覚えるわけではありません。母親や父親、身の回りの人々が話していることを聞いて、文字などに触れたりして次第にその国の言語を覚え、身につけて自らも話していくのです。
それと同じで、私たち日本人が英会話を覚える際にも同じようにして覚えた方が、比較的効率が良いのです。もちろん教科書を読むだけで覚えられる秀才ならばその方法で良いと思うのですが、そうでない限り、上記のように勉強することをオススメします。
英会話は苦手であった
私自身、英語はできる方なのですが、英会話が本当に苦手です。頭でいくら理解していて、難しい単語をたくさん知っていたとしても、英会話となるとすぐには出て来ないんです。
私は一昨年、イギリスのロンドンに一人で初めての海外旅行をしにいったのですが、なかなか英語で話すということになれることができませんでした。
レストランに入った際にも、海外だと客の方から人数を伝えなければいけないらしいこと(例えば二人で入店したならTable for two, pleaseと店員さんに伝える)を知らず入店したので、入り口で店員さんと無言で見つめあってしまったことがありました。レストランだからよかったのですが、例えば空港で言いよどんでしまうと問題に発展しかねないので、気をつけようと思いました。
長文は多読する必要あり
リーディングの、簡単な単語埋めの問題などは、上記に書いた海外映画やドラマを英語音声、英語字幕で視聴する勉強法でコツがつかめます。その勉強法で英単語も英文法もある程度わかるようになるので、特別なテクニックなどは必要ありません。
しかし長文の場合は別で、他の勉強法が必要です。長文の場合は、何回も長文の問題を解いていくことでしか上達はしません。長文問題というのは、単語や文法が分かっていても解けない場合があるのです。
難しい長文だとあまりに量が多いために読むのに疲れてしまって、読み解けなくなり結果的に不正解の答えを選んでしまうことがあります。そのためまずは何回も長文を読んで、長文を読むことに耐性をつけなければいけません。
リスニングは何度も聞くこと
リスニングに関しては上記の海外映画やドラマを英語音声、英語字幕で視聴する勉強法である程度カバーできると思うのですが、TOEICや英検の2級や準1級などのリスニングなどの上級レベルになってくると、英語のニュースを見て専門的な英単語を覚えたり、ビジネス英単語の参考書などを買って、中学・高校でも習うことのない英単語を覚えて聞いてわかるようにしなければいけないと思います。
コツとしては、とにかく何度も聞いて覚えることです。何度も聞いて覚えれば、「あ、この単語この前にあの映画で聞いたことがあるな・・・」と自然に脳が思い出すことができます。
よく「リスニング音声が速すぎて聞き取れない」という悩みを聞きますが、私がオススメした勉強法では速く話される英語に慣れることができるので、まずは上記の勉強法を試してみてください。
オススメ参考書
なぜ英会話にTOEICの参考書なのか?
TOEIC公式問題集はTOEICを受験しない人にもオススメの参考書です。ビジネス英単語が多いので、初期の段階ではそこまで全部覚える必要はないのですが、リーティングの最初の単語の穴埋め問題などは、英語の初心者が英語を覚えていくためにやるには良い問題だと思います。
問題が解けなければ、解答や説明を読んで頭の中でしっかりと理解をして、また次の問題を解いていってください。どんどん答えを見ていって構いません。
たくさんの英会話に触れることが大事なので、正解するかどうかは今の時点では全く大事なことではありません。私のオススメした上記の勉強法と同時進行でTOEIC公式問題集の問題を解いていくことで、次第に英語力がついていきます。
勉強嫌いには効果的な学習法
メリットとしては、机に向かって行う勉強法ではないので、英語は学びたいしできるようになりたいけれど学校時代に英語が苦手だった、という悩みを抱いている人には効果的だというところです。
デメリットとしては、私がそのデメリットを感じた張本人なのですが、英単語や英文法を理屈ではなく自然にそのまま覚えてしまっているので、学校の授業で先生が教える理論的な英語の教え方が全くわからず、テストでも少し点が取れないということがあるかもしれません。
よくある英文法のSVO、私はあの法則を全く知らずに英語を覚えたので、高校時代にその話を聞いても全くついていけませんし、先生に質問された時もうまく答えることができませんでした。絶対に上達はするのですが、周りの人と同じ勉強法ではないので、浮いてしまうかもしれません。
まとめ
もちろん個人差はあって当然だと思う。でもこの勉強法は、「学校時代の勉強ではなかなか英語が上達しなかった」、「英語ができるようになりたいのだけれど、なかなか勉強に集中することができない」といった悩みを抱いている人には効果的な勉強法だと自信を持って言えます。
英語は本当は机に向かって行うような勉強ではなく、見て聞いたり話したりして身につけていく言語だから、勉強する本人が楽しく英語を覚えていくことが大事だと思っている。だからまずは少しの間、この勉強法を実践してみて欲しいです。