英会話や英語の勉強に音読は大切って言うけど、面倒だと思って投げやりにしていませんか?音読こそが英会話を身につけるための最短ルートであり、リスニングアップの方法なのです。今回は実体験から音読の本当の恐ろしさを改めて紹介したいと思います。英語に音読なしでは語れないと思いました。
私が今回、お勧めしたい勉強法は、『音読』です。ただ読むのではなく、精読して、意味や語法、発音がきちんと分かっている文章を音読するのです。
1回ではなく、何回も何回も。最後には、暗唱してしまうくらい、とにかく音読し続けることです。それは、長い物語でなくてもかまいません。
TOEICの問題に出てきた短文でもいいし、もちろん長文のパートでもOKです。精読し終わった文を、目から耳から口から同時に取り入れることによって、英語の語順や音をなじませていくのです。
英語はできるが話せない日本人
私は学生の頃、どちらかと言うと、英語の勉強は好きで得意でした。高校時代に実用英語検定2級も合格していたので、自分ではできる方だと思っていました。
リスニングもある程度は聞き取れていたので、外国の方と話す機会が出来た時に、楽しく会話できると思っていましたが、いざ話そうとすると言葉が出てこないのです。
簡単な単語さえ、あんなに書いて書いて書きまくったのに・・・。何で?話したいのに、言葉が出てこない歯がゆさで落ち込んでしまいましたが、今まで勉強してきたことは、『受験英語』だったと気づいたのです。それが、英会話への勉強へと切り替えるきっかけになりました。
発音できる音は聞き取れる→誰もが知ってる噂は本当であった
『自分で発音できる音は聞き取れる』と巷で聞くことがありますが、それが本当だと分かりました。音読を進めていくにつれて、リスニング力もアップしてきたようで、英語の音声が前より、ハッキリと聞き取れるようになってきました。
テレビで流れてくる英語の音声にも自然に耳が行くようになりました。また、英語の発音や、口の開き方に慣れてきたようで、単語から単語へスムーズに流れるように、口をついて英語が出てくるようになりました。英語の勉強がますます楽しくなってきました。
音読のメリットとデメリット
メリットは、音読なので、書くスペースが無くても、文章が載っている1枚の紙さえあれば、どこでも勉強できることです。『さあ、勉強始めなきゃ!!』と言った勉強をスタートさせる覚悟は必要なく、『5分時間があるから、読んどこうかな』と気負いすることなく始められます。
デメリットとしては、声を出すので、静かなところでは、少し難しい時があります。周りに迷惑を掛けないくらいの声で音読するか、どうしても無理な時は、口パクでするようにするなどしてみるといいと思います。
子供の言語習得と同じ
日本人の子供が、言葉を習得していく様子を考えてみてください。①お母さんや、家族、周りの人の言葉のシャワーを浴びます。②ママ、まんまなど、単語が言えるようになります。③2語文、3語文を話すようになります。④絵本を読み始めます。⑤書くことに興味を持ち、ひらがなを書き始めます。⑥難しい漢字、難しい文法を習います。
私達は、音から入り、簡単な文章を何度も何度も話して暗記するくらい刷り込むことで、言葉を話せるようになります。
それは、英語の勉強を習得するうえでも同じことが言えると思います。音読ができると英語が話せるようになるこの言葉をしっかり信じて英会話学習を頑張っていきましょう。
英会話を伸ばすには音読が必要?
英会話を身につけるには反復練習が大切と言われますが、どういった練習をどれくらいの頻度で反復練習すればいいのか悩んでいませんか?せっかくの時間を英語に割くのであれば、無駄にしたくないはず。今回はあなたも知っているシャドーイングの効果に関して、実際の体験をもとに紹介します。
テストでスコアを稼ぐための英語ではなく、本当に話したいならまず「シャドーイング」がおすすめです。シャドーイングとは、英語で話す人の言葉を追うように同じ言葉を言うことです。この方式がおすすめな理由は、シャドーイングすることで英語の言い方に慣れる・口で表現を覚えるからです。
シャドーイングを英会話でオススメする理由
英語を勉強する時、ついノートに書いたり、ネットに載っている表現をゆっくり発音したりしますよね。でもこれじゃいつまで経っても英語は話せないです。大切なのは英語の早さに慣れる、英語の話し方を真似すること。こうすることで次第に英語が聞き取れる、話せるという力がついてきます。
私が英語を今ほど勉強しはじめたのは、「フレーズが聞き取れたこと」がきっかけです。以前から英語に興味はあったものの、全く話せなかった私は英会話を習い始めました。
しかし英会話でも全く話せず、やけくそになって独学で英語を勉強しはじめたんです。洋楽、アニメの英語字幕、洋画、色々使って英語を勉強し始めました。ある日、洋画映画の予告を何気なく見ていたら「Am I interrupting ?」とはっきり聞き取れて発音ができたんです。
思い返してみると、この言葉が出てくる場面を何度も口で言っていたなと思ったのが、この勉強をしたきっかけというわけです。
シャドーイングによって英語力はどれくらい変化した?
電車で外国人がとなりに座ってもドキドキしなくなりました。たまに会話とか盗み聞きして、シャドーイングしています。ネットで情報を調べるときも、海外のページにもアクセスできるようになりました。
オーバーラップに出会う前は英語が見えただけで、うぇ〜という感じでしたが、今は英語に反応しなくなり、情報量も一気に増えた気がします。あと家族にも英語を教えることができるようになり、こうしてクラウドソーシングでも英語ネタについて書けるようになりました。
シャドーイングのメリット・デメリット
メリットは、選んでいる映像にもよりますが「比較的綺麗な発音が出来るようになる」こと。「YouTubeを使えば0円」です。 デメリットは「人前では恥ずかしい」「家でしかできない」「何度も同じ映像を見るので、それなりに忍耐が必要」「最初は舌と頬と頭が痛い」などがあげられます。
こうして書いてみると、デメリット多いな・・という印象ですが、どれも「耐えられない!」というほどではありません。英語を学習する上で、金額もネックとなることが多いですが、YouTubeなど動画サイトを使えば0円です。
まとめ
オーバーラップを続けることで、絶対に話せるようになります。それは、私にもできたのだから、難しいことではないです。私たちも日本語話してるけど、例えばフライパンがフライパンって言えるのは、何度も何度も言ってきたから言えてるよね。きっと小さい頃、何度もお母さんに「これ、何て言うの?」って聞き返したから、覚えることができたんです。
だから、何度も何度も練習したら絶対話せるようになります。現に私たちこうして今、日本語話しています。だから、英語学習に才能なんて関係ないです。やるかやらないかです。頑張りましょう。