英会話

実用英語!微妙なニュアンスにも簡単に対応できる勉強法紹介

中学、高校レベルの英語学習ができており、実践経験が不足しているために特に聞き取りが難しいという人向けの勉強法になります。

実際社会に出て英語を使うシチュエーションに遭遇し、細かい部分が聞き取れなかったり言いたい単語が出てこなくてもどかしい思いをした人には役に立つ勉強法だと思います。

英会話・細かいニュアンスを聞き取れない人向けの学習法

中学高校と英語の授業自体は難しと感じたことはなく、むしろ設問に答えるのは得意な方でした。

しかし、社会に出て仕事で英語を使うシチュエーションが増えた際に、メールなど文字でのやり取りはなんとかできるものの、対面での会話に関しては、相手の言っていることが聞き取れない、自分が言いたいことが出てこないという状況に陥りました。

相手が目の前にいれば身振り手振りや周りの状況などでなんとかコミュニケーションが成立する場合もありますが、電話でのコミュニケーションは難しい状況でした。
これは、英語で聞くことに慣れていないのはもちろん、頭の中で日本語と英語の通訳をしながら考えて聞いて話しているため、反応速度が遅いことに起因するものだと感じました。

オンラインでの英語レッスンなども試してみたことがありますが、当時は音質がそこまでクリアではなかったこと、先生が(おそらく無意識に)聞き取り安いような話し方をしてくれていたこと、レッスンの時間(開始と終了)が決まっているため時間調整する必要があること、聞き取れなかったことを無限に繰り返してもらうのが無理なことなどもあり、思ったように上達しなかったという記憶があります。

英語の勉強には活きた言葉に触れるのが一番ですが、日本にいる限りはなかなか簡単ではありません。

また英会話教室などは時間的制約や費用の面で現実的ではない人も多くいると思います。

私が選んで実践した勉強法は、外国の芸能人や有名人、著名人などのインタビューの録音を聞くという方法です。多くの英語教材、また多くの英語レッスンでは「天気についての話題」や「職場でのやりとり」などのトピックに分けて勉強すると思いますが、内容自体があまり面白いものではないので、学習に関しての意欲が湧きづらいと思っていました。

私の勉強法では、ハリウッドスターが新作の映画について話してくれるもの、ミュージシャンが新作のアルバムの制作秘話について話してくれるもの、最新テクノロジーについて専門家が話してくれるものなどもあり、内容を理解したいという欲が出てくるため、学習についての意欲が桁違いに上がります。

実際、英語の勉強の為に聞いたインタビューが同期となり著書の本を購入したこともあります。

リーディングはシンプル

リーディングに関する勉強法は極めてシンプルです。まずは音声を聴きながらテキストを繰り返し何度も読むことです。何度も何度も繰り返すことによって、耳から入った音の情報と目から入った文字の視覚情報が脳でリンクするようになります。

英語は文字の種類が少なく、決して視認性に優れた文字ではありません。アルファベットの羅列がどの単語であるのかを瞬時に理解する為には、(多くの学生がそうであるように)ローマ字読みで文字を追いかけていたのでは長い文章を読むことができませんし、何より木を見て森を見ず的に文章全体を俯瞰して理解することが難しくなります。

英語のリーディングは、文字を追うのではなく固まりの形を単語として瞬時に認識できるようにする必要がありますが、これはひたすら反復練習でしか身につきません。ですので、まずは音と形をリンクさせる、その後に自分で声に出してみて記憶を確定させるという作業を何度も繰り返します。

意識してリスニングに取り組もう

リスニングの上達法は、もちろん何度も聞くことですが、まずは意識して聞くことです。意識して聞くということがどうゆうことかというと、まずはテキストを見ずに英語を聴き、間違ってもいいのでひたすら文字に書き起こしていくことです。

この際、スペルがあっているかどうかはあまり気にする必要はないと思います。まずは、自分が何を聞き取っているのかを意識することが大切なので、何度も繰り返し聴きながら文字に起こしていきます。

ある程度のパートを文字に書き起こすことができたら、テキストを見ながらもう一度音声を聞いて、自分が書き起こした文字と比べて答え合わせします。そうすると、自分がある程度聞き取れていた部分、全く聞けていなかった部分が明確に、そして客観的にわかると思います。

その上で、もう一度何も見ないで音声を聴くと、最初に比べてずっとクリアに聞き取れるようになっているのに気づくはずです。

イングリッシュジャーナル雑誌・電子版あり

イングリッシュジャーナルは、今活躍している映画スター、話題の本を書いた作者、今話題になっている社会情勢などを題材に英語を学習できる月刊誌です。

雑誌にはCDがついていますが、CDプレイヤーを持っていない人も最近は多いと思いますので、アプリをインストールすれば全て音声を聴くことができます。例えば著名人のインタビューであれば、雑誌には英語でのスクリプトと、対応する日本語訳が横に並んで記載されており、難しい単語や述語、固有名詞などの最低限の解説が下段に記載されています。

進め方としては、まずは音声をひたすら聴き(できればこの段階で文字に書き起こしし)、その後で英語のスクリプトだけを見て聞き取りの確認、日本語の意味を推測しながら読み進めて、その後で日本語訳を見て答え合わせという進め方がいいと思います。

その後、音声を追いかけるように自分も声を出して真似をすることで、『英語の口』を作ることができます。(英語の口ができないと、咄嗟に英語を口から出すことができません)また、スマホアプリで音声が再生できるので、通勤中や通学中などの時間を活用して学習できるのもメリットです。

教材のメリットとデメリット

この教材の利点は、まず一つは活きた英語に触れられる点です。多くの英語教材用の(ある意味特徴的な)話し方ではなく、日常会話に近い、多少スラングのようなものも混じった英語に触れることができます。話の内容も自分が興味を持てる内容が多いので、話を理解したいという気持ちが強く働き、学習効率をアップしてくれます。

また、様々なスタイルの英語が収録されているというのも非常に良い学習方法です。アメリカ人の話す英語だけではなくイギリス人の話し方、多少特徴や訛りのあるような英語でのインタビューが収録されていますし、若年層の話し方と年配の方の話し方ではもちろんスタイルが異なります。色々なスタイルでの話し方に慣れることにより、「教材の英語は聞き取れるけど、実際に外国人と話すと聞き取れない」「アメリカ英語はわかるけどイギリス英語は聞き取れない」という状態を回避しやすくなります。

デメリットに関しては、相手がいないので自分の発音の良し悪しを誰かにジャッジしてもらうことができないということです。

これに関しては実際に外国人相手に話してみて、通じるかどうかを試す環境を探す必要があるとは思います。

まとめ

多くの場合英語学習に挫折する理由は、時間が調整できない、つまらない、退屈だからだと思います。

私の勉強法では、この理由をほぼ全て解消しています。時間は自分の好きな時間に、例え5分であっても、通勤中であっても学習することができます。

英語学習がつまらないのは、「私は男の子です、彼女は女の子です。これはリンゴです。」のような文章を学ぶことが多いからです。自分の興味のある内容、例えば好きなアーティストのインタビュー、興味がある分野の専門家のインタビューなどであれば飽きることはないのではないでしょうか。

よく、外国語学習にはその言語を母国語とする人を恋人にするのがいいと言われますが、それは相手を理解したいという気持ちが学習意欲に変換されるからだと言います。私の勉強法では、それに近いものが実現できると思います。

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