日常英会話と大学院入試レベルについて、英単語帳の暗記、映画などでシャドウイング練習を行うことをお勧めします。英単語長は寝る前に100単語ぐらい覚えて、朝起きてすぐに復習をします。
あとはとにかく聞いて話すことになれることが大事なので、日本語のセリフを覚えているような映画などでリピート練習を毎日繰り返しましょう。
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英語・英会話学習法「語彙力次第で全ては決まる」
とにかく語彙力が大事だと思い込んでいる時期があり、英単語帳をたくさん購入し、ひたすら暗記をやっている時期がありました。しかし、いざ会話の実践となると、外国人の言葉が全く聞き取れず、会話をすることが全くできませんでした。英語は、言葉であり、聞き取ってきちんと対話をするものということを完全に忘れていたのです。
そこで私は、ユーチューブを使い、英単語を聞き取りながら覚えれる動画を見まくって、話す練習をしました。単語について理解は深まっていきましたが、それでも会話として成立しません。
なかなか英語が話せれるようにならないと悩んでいると、友人に映画を見ながらのシャドウイングを勧められ実践しました。最初はついていくことが全然できませんでしたが、少しずつ聞き取れるようになり、現在は字幕なしでも映画やドラマを楽しめるようになりました。
文法の理解がどれほど大切か
まず基本として大切なことは、文法の理解です。英語を読む、会話をするにしても基本的な文法が頭に入っていないと不可能です。どんな目的で英語を勉強するにしても、まず中学レベルの文法は完璧にしておきましょう。次に英単語長などである程度単語を覚えましょう。
ここでお勧めしたい方法は、センター試験あるいは英検2級レベルのものと、中学レベルの簡単なレベルのもを一冊ずつ買って取り組みましょう。勉強のモチベーションが保てない時に、すぐにできる簡単なレベルのものがあると継続しやすくなります。
また、いざ英会話にになると、簡単なレベルのものが出てこなかったりするので、どんなレベルの英語表現も完璧にアウトプットできるようにしておく必要があります。
あとは、毎日英語の映画やドラマを見ながらシャドウイングで話す練習をしましょう。毎日やり続けることが大切です。最初はついていけなくても、徐々に聞き取れるようになり、日常会話として定着していきます。
熟語と決まり文句をしっかりと頭に入れておくこと
英語を読むときのコツは、熟語と決まり文句をしっかり頭に入れておくことが大切です。It goes without saying that(言うまでもなく)などといったように、多くの単語の組み合わせで一語を表している表現が英語の長文などではよく見受けられます。
英単語長などで単語を覚える際に、1単語ずつ覚えるのではく、文章のリーディングの中で覚えれるものを選び、文章を細かく解読できるようになることが大切です。次に文法の認識です。
関係代名詞などの表現は、どの言葉にかけられているものなのか、過去形なのか完了形なのかをしっかり認識し、それぞれの文法表現が出てきたときにどのように訳すのか、ベースとなる日本語訳を自分の中であらかじめ決めておきましょう。
意味を正しく理解してリスニングをすることがコツ
はじめは全く聞き取れないものと認識して、根気強くリスニングを続けましょう。特にネイティブの会話は難しく聞き取りにくいです。まずは、お気に入りの映画とかで、シャドウイング練習を徹底しましょう。ここで大切なのは、意味をきちんと理解してから練習することです。
何を言っているのかわからない表現は、日本語吹き替えに直して、必ず言っている内容を理解してから練習しましょう。ある程度シャドウイングができるようになれば、聞き取り方も自分の中で理解でき、会話もできるようになります。
英語は言葉です。人によって話す口調は全然違うため、自分の中での理解の仕方を見つけていくことが大切です。そのためにも、毎日いろいろな人の英会話を聞く癖をつけることを徹底してください。
堤先生のイメトレまる覚え英単語1070
英語の語源についての解説が一緒にされており、英単語の覚え方を理解しながら暗記していくことができます。量もそこまで多くなく、簡単に全ページ見ることができる上に、レベルもセンター試験レベルと低くないので、素早くある程度の単語を覚えるのにおすすめです。夜寝る前に100単語ずつ暗記し、朝起きたらすぐに復習をすることを毎日徹底して行いましょう。
1カ月もすれば全単語を理解できるようになります。語源の解説も余裕があれば目を通しておきましょう。
長文を読んだりしていると、わからない英単語に必ず出会います。そのようなときに、語源の組み合わせをある程度理解していれば、前後の文脈からある程度英単語の意味を想像することができます。
メリット・デメリット
参考書に関しては、とにかく手軽に素早く英単語を覚えていけることが最大のメリットです。英語は読む・話すの実践をいかに繰り返すかが大切なので、基礎的な勉強(インプット)を短時間で身に着けることができます。
ただ、この参考書は1単語ずつでの暗記となるため、読み書きや会話の練習には不向きです。映画を見ながらのシャドウイングも、いつでも手軽に会話の練習に取り組めることが最大のメリットです。
また、実際の英会話が聞けるのでヒアリングの練習にも最適です。ただし、実際の日常会話の速度でいきなり話をしてくるため、はじめのうちは全くついていくことができないことを覚悟したほうがいいです。相当な根気がないと最初の日だけで挫折してしまい、毎日練習を続けていくことは難しいです。
おわりに
英語は言葉です。言葉の理解は人それぞれなので、絶対的な必勝法みたいなものは存在しません。なので、あらかじめ参考程度にみたいな感じで伝えておくのがいいと思います。
自分が進めたものがその人に合わない感じがあれば、一緒によさそうな参考書を探したり勉強方法を考えたりしてあげるのも有効かと思います。私も、色々な人から様々な勉強方法や参考書を紹介してもらい、その中で自分にあったり方法や理解の仕方を身に着けていきました。