英会話

英語初級ー中級向け!基本から英語の幅を広げる学習法とは?

英語初級~中級レベル対象です。簡単な英語をたくさん読み、たくさん聞く勉強方法です。

特におすすめの対象者は、これまで習った英語の文法や単語などを活かしたい、思い出したい人向けです。簡単な英語を読み聴きするとこれまでの英語から幅が広がります。

簡単な英語を読み書きすることから英語の幅を広げる学習法

私の最大の失敗談は、英語圏に留学した際に一言も英語が聞き取れず、その後の留学生活はほとんど黙って過ごしていたことです。それまで中学、高校、大学入試と受験のために英語を必死に勉強していました。

大学に入学してからも英語の授業は簡単だと感じていたので、留学先が決まったときも特に何も用意せずただただ楽しみにしていました。留学先に到着した次の日からは、まったく英語が聞き取れず、これまでの英語学習は何だったのかと落胆してしまいました。

毎日毎日語学学校とクラスメイトとの英語のやり取りだけでなく、買い物する際の英語でのやり取りは本当に苦戦し、聞きとること、読めるようになること、書くこと、そして話せることができるまで、できるだけ多く英語を聞く生活をしました。留学する前に知っていたら、もう少し留学先では英語を話すことに注力できた気がします。

多読と多聴をおすすめします

今回オススメの英語勉強方法は、英語の多読と多聴です。初級レベルや中級レベルでも久しぶりに英語に触れる方は、まず簡単な英語ばかりの教材を選ぶことをお勧めします。やり方は簡単な英語の本や動画などを楽しみながら読み聴きすることです。どれくらいの簡単さかというと、本を開いてそのページが95%以上知っている単語で構成されているくらいです。

目安としては1ページに知らない単語が1個か2個程度しか出てこないくらいの本が一番良いと思います。教材が見つかったら、とにかく興味の向くままにその本を読む、動画を見る、それだけです。

楽しいと思うものをとにかくたくさん読み聴きして大丈夫ですので、もし読み始めて興味のない内容、楽しくなければ、どんどんほかのものを進めてください。この勉強方法で英語に触れると、英語の流暢性や読み聴きが楽になります。一語一句聞いたり、読んだりしてしまう方におすすめです。

あえて辞書を引かない

リーディングのパート別のテクニックとしては、辞書を引かないことです。和訳をすることに慣れてしまっている英語学習者にとって、辞書で単語を調べるのは当たり前となっていると思います。もちろん単語を知らないと英語はわからないのですが、今回オススメした多読多聴の英語学習では、いちいち英語を辞書で引くことをしていると、流暢性が失われてしまいます。

つまり和訳が気になってしまい、本来の英語を読み聴きする力からは離れてしまします。つまりネイティブスピーカーと話す際に、いちいち和訳していまい、スピードが追い付かず、聞き取れなくなってしまう、会話が続かなくなってしまうということです。英語は英語で楽しめた時、本当に達成感が生まれますよね。その練習を日頃から多読多聴で行うことができます。ただ注意してください、必ず簡単なものを読むことです。かっこいいからと流行りの新書などに手を出さないように気を付けてください。

たくさん聞くことがコツ

リスニングのコツもリーディングと同じように、たくさん聞くことです。簡単なものがあれば簡単なものをどんどん聞いてみてください。動画や音源を聞く際、最初からスクリプトは絶対に見ないでください。

どれくらい聞けているかを自分自身で確認するまでは、何度も聞いて大丈夫ですのでスクリプトをなしで英語を聞いてみてください。ある程度聞けたらスクリプトやサブタイトルを見ながら聞いてみましょう。その時にはたくさんの気づきがあるはずです。リスニングに関してもできるだけ単語は知っているものだけで構成されているほうが良いです。もし話せるようになりたい方は、もう一つアドバイスがあります。

それはスクリプトやサブタイトルを見ながら自分も声に出して言うことです。同じ速さで言えるように練習すると自分で話す際のよい練習になります。これは実はリスニング力も安定して伸びますのでおすすめです。

多読用書籍、動画サブスクリプション、英語絵本を使った学習法

多読用書籍はレベル別になっているものが、読み進めるうえで一番良いでしょう。読み進めているうちに次のレベルも楽しく読めるようになれば、英語力が上達している証拠です。簡単なレベルから試すとよいです。

また最近は英語の本も借りたり買いやすくなっていると思います。とくに電子書籍に関しては種類が増え、手に入れやすいと思います。基本的に洋書は値段の高いものですので、あまり有名なものばかりを選ばず、面白そうであれば安いものでもよいと思います。進める上での注意点は、先ほども述べた通りですが、簡単で知らない単語が1個か2個くらいしか出てこないものが良いです。

中身の確認してから購入するようにしましょう。進め方については、好きなだけ、読みたいペースで進めると良いです。あまりに読みづらく、ペースが遅くなるようであれば、違うものに移行するもの良いと思います。

メリットとデメリット

メリットは、読むスピード、聞くスピードが速くなること。さらに英単語が自然と覚えられるようになることです。さらに英単語も話に関連付けて覚えているので、アウトプットする際にまとまった英語力で伝えられるようになります。

また楽しいことが大切ですので、英語学習ではありますが、好きな本や動画を見ながら、時間を忘れどんどん英語学習が進みます。海外に留学経験がない、もしくはこれから留学する際にやっておくとよい勉強方法です。

デメリットについては、時間をある程度必要とすることです。急激に英語力が伸びるわけではなく、本を読んだり動画を見たりする時間が必要ですので、すぐに英語が話せるようになるなどの効果は薄いでしょう。しかし続ければ続けるほど、習慣化すると、とても自然な英語力が身についていきます。

今回紹介した方法は今すぐに上がるとは限りません。英語学習が少しでも楽しくなる方法です。英語を英語で読むこと、聞くことを必要としている、もしくは楽しみたいと思っているならば、この学習方法は簡単に、かつ自然に英語に触れることができ、読み聴きができます。

あまり文法や単語、発音などにこだわりすぎず、実際の英語を読み聴き、楽しめるようになることがとても大切です。あまり肩ひじはらずに、子供に戻った気持ちで語学学習をすると、思った以上に納得がいき、伸びると思います。

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