好きなことを使って勉強！英語の発音を修正する学習方法とは？

中学校を卒業程度の基本的な英語のヒアリングやリスニングを行える程度のレベルが対象です。

基本的な文法などは理解していますが単語力やヒアリング入力に不安がある人向けです。さらに、普段から音楽などを聴く習慣がある人であれば、非常に行いやすい方法となっています。

Contents

1 発音が悪い自分を強制的に修正する方法

発音が悪い自分を強制的に修正する方法

英語の基本的な文法構造や一般的な単語などは習得していたのですが、実際に外国人と話をするとその内容が伝わらないと言うことがよくありました。

英単語では日本人には苦手な様々な複雑な発音が多く、その響きをしっかりと習得していないために曖昧な発音になりがちであったため、これが相手に対して正確に伝わらないと言うことが多かったのです。特にビジネスで利用する場合には専門用語などが登場するのですが、その意味が誤って伝わってしまったために商談がスムーズにいかないと言うことも少なくありませんでした。

自分自身の発音が悪いと言うことに気づくのにも時間がかかりましたが、これをどうやって克服したら良いのかもあまりわからないというのが実態でした。

英語の歌詞を耳で覚えてみた

自分自身は音楽が好きだったためにまず様々な英語の歌詞を耳で聞いて自分で歌えるようにすると言うところから始めました。

実際の英語の歌詞は様々なスラングが含まれているため、はじめはなかなかその意味が理解できないことも多かったのですが、外人特有の音の響かせ方や様々な表現方法などを学ぶことができたため、だんだんと発音が正確にできるようになりました。

単純にヒアリングや発音を繰り返すだけでは無味感想な学習でありすぐに飽きてしまったのですが、好きな音楽の歌詞を利用することでその発音を簡単に覚えることができ、また音楽にはリズムもあるのでそのタイミングを自然と身に付けることができたのが非常に良い学習方法であったと考えています。

実際の効果

実際に歌詞を見ながら音楽を聴くことではじめは聞き取れないことが多かったのですが、繰り返し聞いていくうちにそのイメージが頭の中に定着し、聞き取れるようになりました。そのため上達するには実際に歌詞を見ながら繰り返し聞くことが非常に重要であると思っています。

また自分の場合は聞き取れないからとスピードを落とす事はせず、実際に本物のスピードのまま繰り返し聴くことでそのタイミングと発音を同時に覚えるようにしました。スピードを落とすと発音の仕方はよくわかるのですが、発音のタイミングがわからなくなってしまうほか、2つ以上の単語をつなげて話すようなことが英語では非常に多いので、そのスピードを感覚的に習得するようにしたことが良かったと思っています。

ヘッドホンを使って勉強しましょう

基本的にはスピードを落とさずに聞くことと、微妙な発音をしっかりと漏らさないように聞くためにヘッドホンを利用することです。

スピードを落としてしまうとタイミングを感じることができなくなってしまうため、実際に発音しようとしたときには肝心な音が途切れてしまったり、響きが異なってしまうことになるためこの点には十分に注意しました。

またヘッドホンを使うことで実際には聞き取れない小さな音もしっかりと発音をしているということがわかり、これは相手に聞き取れなかったとしても次の発音に対するつなぎになっているのだと言うこともわかったので良い方法であったと思っています。スムーズに早く話したいと言う人にとっては自分自身の経験から非常に重要なポイントであると考えます。

好きな英語の音楽を使ってみよう

実際に自分が好きな英語の音楽を選ぶことです。最近では音楽サイトなども非常に多くなっており、またYouTubeなどでも簡単にいろいろな音楽を聴くことができるので、これらを効果的に利用すると非常に便利な方法となっています。好きなアーティストのホームページをチェックするのも非常に良い方法です。

メリット

様々な参考書を利用するのも1つの方法ですが、この場合には実際に様々な表現方法があり、その方法に偏ってしまいがちであるためあまりお勧めできません。また、英語の歌には様々な表現を使用しているものがあるため、その表現方法を習得しておくと場面に応じて上手に使い分けることができます。

日本人向けの参考書は日本人にわかりやすく様々な手法を利用して記載されていることが多いのですが、これではいろいろな場面で利用できる単語を習得することが難しい場合も少なくありません。

私自身も過去にいろいろな参考書を試しましたが、実際に例文が使えるシチュエーションがなかなか見つからず、結局は無駄な知識だと感じるようになりました。そのため特定の参考書に頼るのはあまりお勧めしません。

音楽が好きな人にはお勧め

自分にとっては英語の音楽が好きだったので自然と歌詞を覚えようと言う気になり、これが非常に効果的な学習方法につながったと考えています。そのため音楽が好きな人にとっては非常に効果的な学習方法だと考えます。

しかし音楽があまり好きではなかったり、その複雑な英文に対して興味を持たないと言う人にとっては非常にハードルが高いものとなる可能性もあるため、そのような場合には他の方法を試すのも良いものだと考えます。

また、英語の歌の場合にはリズムがあり、中には非常に速いスピードでいろいろな単語を話しており、そのために慣れないと非常に聞き取りにくいと言うことも少なくありません。この場合にはスピードを落として聞くのも1つの方法だと思いますが、最終的には元のスピードでしっかりと聞き取れるようになるまで練習をすることが効果的な上達法であると考えます。