現在の英語のレベルがTOEIC450点くらいで今後、英語圏への留学のために準備したい方や英語を上達させて就職や転職に繋げたい方に向いている勉強法です。
主に聞いて、話してわからなければ調べるということです。
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英語圏へ留学するための学習方法・調べることの大切さ
以前の職場にフィリピン人のパートの方がいました。日本語は軽く話せるのですが、作業方法を伝えないといけないときには日本語ではポイントを伝えることができませんでした。それまで培ってきた英語の能力をフル稼働さえて身振り手振りでも伝えることができず、社員がその作業をすることになりました。
道案内や飲み屋で話す程度の英語は問題なく行えていたのですが、日本語で理解したことを、英語で伝えることがこんなにも難しいのかとその時実感しました。また、知っている単語だけでは相手に伝わらず、逆にこうですか？と英語で聞かれたときも何を聞きたいのかを理解することができませんでした。
そういったことは、何度もあり結局その方は、パートを始めて一か月ほどでやめてしまいました。ちゃんとコミュニケーションをとることができれば、こうはならなかっただろうにと今でも思います。
英語に慣れて会話しよう
私のおすすめの勉強法は、まず英語を聞いて慣れて、次に会話することです。最初は、セリフや字幕を見ながら音声を聞き、単語の音と文字を覚えていきます。次第に、このリンキングや消える音がなんとなくわかっていきます。
この時に、字幕やセリフに出てくるわからない単語は、絶対にすぐに調べたほうがいいです。そうでなければ、次にいつ出会うかもわかりませんし、わからない単語はあとで思い出すことはできないからです。そうすることで、少しずつボキャブラリーも増えていきます。
次に、会話です。上記は、インプットの作業なので今度はアウトプットの練習です。オンライン英会話等を利用し、フリートークでもいいので覚えた言葉を使うことを意識して話すことが大切です。最初は、文法とか意識して言葉がでないこともあるかもしれませんが、話し相手が教えてくれるはずです。
単語だけでもいえば、何を言いたいか伝わります。とにかく英語を頭から出すことを意識して会話することが私のおすすめの勉強法です。
リーディングの力の付け方
字幕やセリフでは、省略されている単語や意味があります。しかし、日本語と同様に会話の中で代名詞を使っている言葉は、それ以前に言及されています。
頭の中で省略された言葉や意味を補完しながら英語を聞くとitが何を意味しているのか、youがあなたなのか、それとも一般的なことを指しているのか、規模感や意味を拾えるようになります。
会話で出てくるスラングは、TOEICのリーディングパートにあまり出てこないように感じたのですが、字幕やセリフを読みながら理解することは、文字の読むスピードを格段に上げます。私は、この作業のおかげでリーディングの点数が150点ほど上がりました。わからない単語を調べたときに、その単語の意味だけでは、つながらない文章があるので、イディオムも調べて会話の内容を理解するとよりリーディングの力がつきます。
単語同士の繋がりを意識しよう
私は、リスニングでもっとも難しいのは脱落の音と単語同士が繋がることだと思います。前述したように、聞くことはとても大切です。ただ、日本人はアメリカン英語に慣れているため、あえてオーストラリアやイギリスの英語を聞くようにした方がいいと思います。TOEICではなく、IELTSになるのですが三種類の英語のリスニングがあり、聞き分けることがとても難しかったです。
日頃から、どの英語も聞いているとリスニングテストの際にとても聞きやすく感じました。また、普段から会話を字幕やセリフを見ながら聞いていると、実際のテストのときに状況をイメージしてどんな会話をしているのか、どんな立場で話しているのかを意識すれば自然と話が理解しやすくなります。私は、これらのおかげでリスニングは180点ほど上がりました。
FutureLearnというオンラインサイト
このサイトは、英語で学習するオンラインサイトです。難しそうに聞こえますが、登録してなにか興味のある分野の勉強をここですれば、その分野で使う単語を学ぶことができます。また、世界中に受講者がおり、その方たちのコメントをタスクごとに読むことができます。
同じように疑問を持った人や、私のコメントにgreatやgoodまたはコメントをしてくれる方もあり、みんなでこの分野の勉強をしているという雰囲気があり、しっかりと英語で勉強することができました。
また、解説や問題がそれまでの内容を理解していれば問題なく解けるレベルだったので、良い復習となりました。2週間で終わるものもあれば、５週間などさまざまな長さのコースがあり、興味のあることを英語で学ぶにはとても良いサイトだと感じました。
メリットとデメリット
メリットは、会話重視で英語を学習するため、オンライン英会話で話すときに表現の幅が広いと言われました。また、レストランやバーで話しかけられたときにも、その状況を見たこと、聞いたことがあったので問題なく会話することができ「どこで英語勉強したの？」と何度も聞かれることがありました。
デメリットは、残念ながら網羅的に勉強しているわけではないので知らない単語が出てくることがあります。また、ライティングのときに、正しく文章を書くことは会話することとは異なるので、練習が必要です。
ライティングは、構成や文章の組み立てからがある程度決まっていることがあるので、その方法を学び時間内に必要量書く練習をしなければ、会話重視の上記の勉強法では点数は取れません。
まとめ
実際に、外国人の方に私の英語力の成長を実感してもらいました。それまでは、公式通りの丁寧な英語を話していると言われていたのですが、この勉強を始めてしばらくするとボキャブラリーも増えて会話のテンポが上がっていると言われました。
私自身も、それまでよりもスラングや笑い話、冗談を言えるくらいに成長を実感できていたので、この勉強方法は力がつくと思う。会話にフォーカスすることで、ドラマも見てて面白いし、なんでみんなが笑っているのかわかるから見ていても楽しいです。
