文法・語法

英語【the other/others/the others/another違い・使い分け】図解解説「小学生向け」

英語の代名詞【the other/others/the others/another】違いや使い分けを正しくできていますか?センター試験や英検や期末試験でよく出る問題なのでここでしっかりとしっかりと復習しましょう。初心者やわからない人でもたった5分で理解できるようにイラスト「図解」を使って解説しています。参考にしてください。

【the other/others/the others/another違い・使い分け】5分で完璧にマスター「イラスト付き」

高校の英語の授業で先生がイラスト付きで解説してくれたのがとても分かりやすく、ノートに丁寧に写したことを覚えています。それまで何となく使い分けていたotherとanotherですが、この授業をきっかけに自信を持って使い分けられるようになりました。

また、otherはtheが付いたりsが付いたりと形が変化するので文法問題ではよくつまずいていましたが、悩んだらイラストを思い出すことを繰り返す中で、だんだん自分の中に定着していきました。

the other/others/the others/another違い・使い分け

この4つは全て、あるものに対して「別の」というときに使う単語です。あるもの、つまり「one」に対して「the other」か「others」、あるいは「the others」や「another」が存在します。

ただ、それが単数か複数か、または2つのうちの別の方なのか複数の中の別のものなのか…と複雑に使い分ける必要があります。この4単語を使いこなすためには、まず何を対象としているのかきちんと見極め、次にどの単語を選ぶか適切に判断する必要があります。また、ここで選んだ単語に伴ってそのあとに続く動詞の形も変わることになるので、とても大切な選択となります。

図解を使ってさらに詳しく解説

ポイントは単数か複数か、という点です。まず「one」に対するものが単数だった場合(つまり元々が2つしかない場合)は「the other」なのですが、これは「the」に限定する意味があるためです。2つであれば片方が「one」、もう片方は必然的に何を指すかが決まるので「the other」なのです。

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次に、複数ある中で1つを選ぶ場合は「another」になります。これは元々「an other」だったのが縮まった単語なので、単数のものを指す時に使うためです。そして複数ある中からいくつかを選ぶ場合は「others」になります。「the others」だと「the other」の複数形なので「残り全て」を指すからです。

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注意点

まとめると主語が単数になるのは「the other」と「another」なので、この場合は動詞の形に気をつける必要があります。三人称・単数・現在形、すなわち「三単現のs」という文法がありますが、「eat」を「eats」にするなど、動詞にsを付けなければいけないことがあるためです。一方で複数を指す「others」「the others」に関しては、動詞の形を変えるのは時制の影響を受ける場合だけなので、いつの話かということだけ気をつければ良いでしょう。

まとめ

日本語に訳すと同じ「他の」「別の」となる単語であっても、英語では4種類の単語を使い分けなければいけません。テストでここに時間をかける余裕はないし、適当に選んで間違えれば当然のことながら減点になってしまいます。

なので、ポイントを押さえて的確に選べるようになっておけば、不要な労力を使わなくて良くなります。逆にこの使い分けが身に付いていれば、文中に出てきたこれらの単語が何を指しているかも分かりやすくなるはずです。単語の持つニュアンスからしっかり知ると使い分けは簡単です。

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